MANIPULATIVE × DENTAL
整体 × 歯科
PHYSICAL SYMPTOM
虫歯や歯周病は、身体症状の1つ!?
最近でこそ歯周病は全身に悪い影響を与える(歯周病菌が血液の流れに乗って全身にまわり、生活習慣病などに悪い影響を与える)と言われるようになり、お口の環境と身体全体とは密接に関係しているという考え方が常識になりつつあります。
しかし現在、世間一般の歯科医院で行われている治療とは、虫歯であれば削って治す、歯周病ならば抗生剤を使って歯周病菌を除去するというように「目に見える悪い部分だけを取り除いて修復する」という考え方に基づくものが大半です。これは、たとえば風邪を治すと称して解熱剤で熱を下げる、咳止め薬で咳を止めるという対症療法を行っているのと同じことです。
確かに解熱剤で熱を下げたり、薬を投与して厄介な咳を止めることで風邪の症状は軽減するでしょう。けれどもそれでは本当に風邪が治ったことにはなりません。
熱が上がったのには、体内に入ったウイルスを退治するためといった原因が、咳が止まらなくなったのには身体が細菌を外に排出しようとする原因が、それぞれにあったはずです。そうであるなら、その原因を突き止めてそれを排除しない限り、本当に風邪を治したことにはならないのです。しかし、今のところ風邪そのものを退治する薬は存在しません。そのため、風邪をひいた時には養生をして体力をつけ、身体がもつ自然治癒力によって回復するのを待つしかありません。
つまり、熱や咳などの「見える症状」は薬によって抑えることができるけれども、それだけでは風邪という目には見えない病気の本質を除去することはできないのです。
DARUMA-OTOSHI THEORY
だるま落とし理論
身体のゆがみと顎の関係を最も分かりやすくしたのが、当院の「だるま落とし理論」です。右の写真を見比べてください。
見たところ①も②も、向かって右側にずれています。顎(頭)の部分だけを見ると、①は左にずれ、②は右にずれています。これを一つ下の赤い積み木に合わせるとどうなるでしょうか。②は重心が確保される方向に力が働きます。一方、①は逆に重心がずれて崩壊する方向に力が働きます。
咬合調整もこれと同じで、首から上だけを見て噛み合わせを整えても、そのままでは身体全体のゆがみがなくなるわけではありません。そのため噛み合わせにより違和感を感じるようになったり、悪くすると首の痺れや肩の凝りなどの不定愁訴が現れるようになる可能性が出てくるのです。
噛み合わせが悪くなった結果、さまざまな症状が現れることはよく知られています。たとえば噛み合わせのずれ、顎の偏位、ものが噛めない状態が続くと頸椎・脊椎・腰椎をゆがめることになり、血行不良や代謝不良を招きます。その結果、頭頸部の凝り、頸腕部の痛み、頭部や顔面部の変調をきたすことになります。
反対にこうした身体の症状が現れるときには噛み合わせにずれが生じて虫歯になりやすくなったり、歯垢もたまりやすくなることから歯周病になったり、あるいは顎の偏位によって顎関節症になったりすることが考えられます。
当院の考える「歯は身体、身体は歯」という考えは、このような考えに根ざしたものなのです。当院では全ての治療を行う前に、噛み合わせの状態を徹底的にチェックいたします。そして一人ひとりの患者さんに合った最適な治療法と、それに伴う選択肢をご提案させていただきます。治療にあたっては患者さんのご了解を得たうえで、正しい噛み合わせのための検査や処置、噛むためのリハビリプログラム共有などを行っております。
YAJIROBE THEORY
やじろべえ理論
※中心軸の太さのちがいをイメージ。
WHICH IS EFFECTIVE?
歯を削るより、整体が効く!?
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